「今」だけを見ずに「少し先の未来」も想像してみる暮らし

仕事や自分の将来のことになると、少し先の未来を考えるという機会も多いかもしれませんが、暮らしや家の中のこととなると「今」だけをみてしまいがちだと思います。

片づけの仕事を通して、どんな暮らしがしたいか?とお客さまにお伺いすると、みなさん「今のこの状態をなんとかしたい」「今子どもが小さいからこのようにしたい」などとあくまでも「今」にフォーカスしています

そりゃそーですよね。と言いたい気持ちはわかります。

でも、ちょっとだけでも「これからの暮らし」を考える余裕を持つだけで、「今」の暮らしがより良くなるためのヒントが得られると思うんです。

3年後はどうなってる?

今小学校1年生の子どもでも、3年後には4年生になっています。ちょうど「自分の部屋が欲しい!」となる時期かもしれません。

今年少さんの子どもは、小学校1年生になり、ランドセル置き場に悩むかもしれません。

3年後には子どもが産まれているかもしれない。3年後に転職しているかもしれない。3年後に在宅勤務になっているかもしれない・・

などなど、3年で色々と身の回りが変化することはあると思います。もちろん簡単に想像できる未来もあれば、イレギュラー的に変化することもたくさんあると思う。

「今」の暮らしを楽に心地良くすることが最優先ですが、ちょっと先の未来を想像すると物の選び方や、部屋の使い方、収納場所についてでも先回りして考えられることはたくさんあるんです。

いざその時が来て「あ〜!考えてなかった!」と焦り、その場しのぎのシステムや仕組みが作られていくと、たぶんその仕組みはその後改善されることはない。かもしれません・・笑

そうならないためにも!
もし子どもが1人部屋が欲しいと言ってきたら・・
ランドセル置き場や学用品置き場はどこにしよう
将来夫婦は同じ部屋で寝るのかな?
在宅勤務の可能性は?

と少しだけ想像してみると、あれこれと考えておくべきことが浮き彫りになってくると思います。

わが家も最近娘の個室ができました。ずっとイメージしていたので、サクサクと1時間ほどで娘部屋が完成!「少し先の未来」を実現でき感無量でした。

画像

これから3年後には次は息子の個室が必要になってくるかもしれません。その時は私たち夫婦の寝室は?わたしのワークスペースは?など考えておくべきことがたくさん。でも、年単位なので焦る必要性はなく、できる範囲でイメージしながらその時を待ちたいと思っています。

このように「少し先の未来」を想像してみることで、「今」をよりよく暮らしていくためには、ということが更にくっきりと輪郭が見えてくるのかもしれません。