「きれい」の基準は人それぞれ。それは片付けも一緒なんだと思う

先日、夫と娘の間で次のようなやりとりがありました。
夫 「片付けたって言ってるけど、これで片付けたって言えるん?」
娘 「うん。私にとっては充分きれい!」
夫 「ここも、ここも汚いで。もっと片付け!」
娘 「え〜!片付けたもん!」
これは、個室ではないけれど娘の学習机やおもちゃを置いている、子どものスペースについての一悶着です。
この夫と娘のやりとりを聞いていて改めて感じたこと。
それは…
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「きれいに片付いた!」という基準は
人それぞれ違うということ
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どんな状態を持って「きれい」と感じるかって、その人の中にある 感性だったり感覚だったりしませんか?
でも私たちはついつい自分の基準にあてはめて、私がこう思っているからこの状態は汚い、きれい、などと相手に伝えてしまいます。
片付けだけではなく、容姿がきれいとかこのデザインが素敵!とかも本当に好みだし、いいと感じるポイントも違ってくると思います。
でも、家族で一緒に暮らしていくには、この「きれい」の基準をある程度揃えておく場所があるのも事実です。
例えば
・リビング
・洗面所
・トイレ
などの共有スペースは、きれいの基準を揃えておくといい場所だと思います。家族みんなで確認し合いながら、ポイントをいくつか共有しておくといいですね。
・テーブルの上にものがない
・床にものが落ちていない
・おもちゃが箱にしまってある
など、 これが、このスペースの「きれい」の状態なんだよ。 と家族で共有しておくと、冒頭の夫と娘のようなやりとりは少なくなっていくと思います。
反対に、個人の個室やスペースはもう、その人自身に託してしまいましょう!
例えば
・各自の自分の部屋
・自分しか使わない引き出しやボックス
・かばんの中
などのプライベートスペース。
ここの場所に関しては 個人の基準に対して極力口出しはしないこと。
子供部屋や各自の引き出しなど 気になる〜!と思いますが、任せたよ。としてみではどうでしょうか。
家族と暮らすということは、自分とは違う感性や感覚もあるのだと気付かされる連続です。
うまく折り合いをつけていきながら、自分も家族も心地よく過ごせる家になっていくといいですね。