私の収納との向き合い方遍歴①

私は収納・片づけを通して、生活動線や暮らしなどを見直したり整えたりすることを仕事としていきたい!と思い、2024年の5月からフリーランスとして活動しています。
そもそも、なぜ収納に興味を持ち仕事にしたいと思うまでになったのだろう?きっかけは?と、自分でもしっかりと整理をしてみたくなり、これまでの収納との向き合い方を振り返ってみたいと思います。
私は、もの心ついたころから、インテリアやオシャレに興味はあったものの、片づけや収納に関しては強い興味関心はなかったように思います。
実家にいた学生の頃なんて、自分の部屋はぐちゃぐちゃになっていることの方が多かったし、友達が部屋に来るなんて時は、扉がある場所へ全て押し込んでとりあえず隠す!という荒技もよく使っていました。
じゃあ、いつから片付けや収納に興味が出てきたのかというと、結婚してから、更に子どもが生まれてから、更に更に家を建てる時に…という感じで、段階を踏んで興味や関心も強くなっていったように思います。
結婚してからの収納との向き合い方

私が結婚したのは27歳の時。
それまでは実家で暮らしてきたので、結婚してから初めて自分の家!という場所ができました。
しかし、この時は片づけというよりは、インテリアに対しての意気込みが強く、家具やラグ、装飾などに興味関心が90%向いていました。
残りの10%で収納について考えていたものの、動線などは特に考えず、キッチンのものだからキッチンになどと、一般的な知識で“とりあえず”収納を考えていたような感じです。
当時はアパレルで働き、服や靴は多かったのですが、夫婦2人だけで暮らすには十分な場所があったし、ものが溢れて大変!というほどの物量ではなかったので、収納をもっとこうすればきっちり収まるのに…という困りごともなく、収納や片付けとがっつりと向き合う必要性を感じていなかったのだと思います。
ただ、インテリアやオシャレが好きなので、ここの収納を生活感なく見栄えを良くするにはどうすればいいだろう、という視点では色々と考えた時期でした。
そして、よくよく振り返ってみると、アパレルの仕事の中でバックヤード作業というものが私はとても好きでした。入荷してきた商品をきれいに倉庫へ収納したり、分類したり、作業しやすいように仕組みを整えたり…。
今考えてみると、プライベートでは必要性を感じていなくても、必要とされている場所ではひっそりと本領を発揮していたのかもしれません(笑)
子どもが生まれてからの収納との向き合い方

見栄え重視の収納から一転、子どもが生まれてからは動線重視の収納へと変わっていきました。
バタバタと子どものお世話と家事に追われる中、すぐにオムツが取れる、お風呂に入ってすぐに着替えが取れるなどの、家事育児動線がとても重要だと気づきました。
でも、子どもが生まれて数年は自己流で収納も考えていたため、今思うと非効率だったな〜ということももちろんあります。
おもちゃ収納に関しても本当に試行錯誤しました。
しょっちゅうレイアウトを変えたり、収納家具や収納ボックスをすぐ買い足したり、子どもの目線を無視して独りよがりになっていたり…。
でも、この試行錯誤があったおかげで気づいたことはたくさんあるので、私にとっては必要な模索期間だったのだと思います。
2回目のマイホームを建ててからの収納との向き合い方

私は、マンションリノベーション、そして戸建と2回マイホームをつくるという貴重な経験をしています。
今の家が戸建てなのですが、この家こそ私が収納への興味を爆発させたと言っても過言ではないきっかけとなっています。
なぜなのか?と深掘りして考えてみると、こだわりが強かった分絶対に住みやすくいい家にしてやるんだー!という強い意気込みが、私を突き動かしたのだと思います。
しかし、住み始めてまもなく、この強い感情が悪い方向へと動いてしまうのです…。
…長くなってしまったので、
続きは次回とさせていただきますね。
もしよろしければお付き合いください。