私が本当に心地いいと思う暮らしとは?

私は今までの人生で4回引っこしの経験があります

1回目は結婚のときに実家から新居への引っこし
2回目は中古マンションを購入し、リノベーションした新居への引っこし
3回目は仮住まいの賃貸マンションへの引っこし
4回目は新築注文住宅への引っこし


4回目の引っこしは2021年に行いました。

新居はまさに私の理想や好きなものを形にしていただき、すごく素敵なおうちになりました。

理想の暮らしが実現できる!!

そう思っていたけれど…

片付けてもすぐおもちゃで散らかるリビング
脱いだらすぐにしまってね、と伝えても脱ぎっぱなしの靴がある玄関
帰ってから玄関に置きっぱなしになっているバッグや上着


そのどれもが許せなくて口うるさくなる私。

せっかくのきれいな家なのに!
おしゃれに整えている状態をキープしたいのに!
私の理想はこうじゃない!!


何だかぜんぜん幸せじゃないかも・・家にいるとすごく疲れる。
だんだんとこんな気持ちになっていました。


そこで、家とは何のためにあるんだろう?と当たり前のような原点に立ち返ってみました。


きれいな状態を常にキープして、いつでも見た目が整っているということが決して目的ではないはず。
家とは自分や家族が心からくつろぐことができ、安心できる場所であることが一番の目的であるはず。


念願のマイホームでまい上がり、あそこもここもきれいにして、こんなインテリアにして・・と見た目の理想ばかりだったことに気づきました。


私の理想から外れたものや行動を、私の価値観で非難し、私の理想通りに行動させようとしていた・・。
今思うと、なんて怖いことを家族に強要していたんだろうと、本当に申し訳なく思います。


居心地のよさとは、ひとそれぞれ違って当たり前ですが、私と家族にとって居心地がいいと思う暮らしとは?
今そこに向き合い、意識から改善していこうとしているところです。

完璧な空間や暮らしじゃなくていい。ちょっと抜け感があるくらいがちょうどいい。


肩の力を抜いて心の底からほっとできる、多少散らかっても家族全員が楽に元に戻す仕組みができている。そんな家づくりを楽んでいきたいです。