ひとりで頑張りすぎないで!もっと誰かを頼ってもいい。

先日お伺いした片付けの現場は、物の量が非常に多く何とかしたいとご依頼頂きました。

ご本人もお仕事に家のことにと、とっても忙しくされていますが、ご家族の協力がなかなか得られずひとりで頑張っておられる感じでした。

1日1日を過ごすだけで精一杯で、片付けのことは後回し。それでこんな状態になっちゃったんです。恥ずかしいよね。

と、心を開いてお話くださいました。

私がこの日改めて感じたのは、片付けに前向きになれるのは、自分の心身の健やかさ時間のゆとり、自分一人で抱え込まない状態があってこそ。だということ。

自分のこと、家族のこと、すべてを抱え込んだ状態で「よしっ!片づけるか!」とはなかなかなれないものだと思います。

今回、とても勇気を出してご依頼くださったお客様。

色々とお話をしながら、物の選別作業を行っている中でも、感謝の言葉をたくさんかけてくださいました。きっと、1人で頑張られているなかで、自分を労うことも少なかったのだと思います。

片付けできないダメな私…
余裕がなくてあれもこれもできてないんです…
そう感じられる方もきっと多いと思います。

まずは、片付けに入る前に心身を整えたり、時間の使い方を見直してみるのもおすすめです。また、家族やほかの人(アウトソーシングなど)に、「助けて!」と言う勇気も必要かもしれません。

人は、全て自分一人で抱え込めるほど、強くはないと思うんです。

私が頑張ればいい。私が我慢すればうまく回るんだから。
そんな風に追い込まないでほしい。

私も、お片づけを通してそんな方の力になりたい!と強く強く感じました。

もっともっと頼ってもいい。
そこで生まれた時間を、自分の好きなことに使ったり、体を労わったりすることで、暮らしをもっと楽しみたいという感情が生まれてくるんだと思うのです。