#002 空間フォーカスタイプ

このタイプの方は、定位置(いわゆるものの住所)が決まっていないことが多く、あちこちに収納してしまい探すのにも時間がかかる事が多いのではないでしょうか?

また、家族によって場所の使い方や収納ルールが違い、生活動線が複雑になっている場合も。

収納スペースにも限りがあったり、奥行きが深く使いにくい場所の収納方法に困っているケースも見られます。

空間フォーカスタイプさんは、ものの住所を決めて行くことで、探し物やしまうときの手間をぐんと軽減できるはずです。

また、家族の行動や生活スタイルに合った収納場所を見極め、常識にとらわれない収納方法を見つけると生活の動線も整っていきますよ。

ものが多い!とご自身で感じている場合でも、上から上から積まれているだけで、いざものを整理してみると、意外と物量は少なく収納にゆとりができる、なんてことも。

そして、ものの住所を決める時は、なんとなくこの辺かな〜と決めてしまうのではなく、自分と家族の生活動線を一度洗い出して、決めていくのが失敗しないコツです。

例えば、出かける時に玄関まで来たものの、靴下を忘れていた子どもに対して毎日ガミガミと注意してしまう…なんてケースがある場合は、シューズクロークに靴下収納を作ってしまう。なんて解決方法はいかがでしょうか?

このように、家族の生活動線やこの場所にこれがあったら楽に動けるという視点で、収納場所を考えてみてください。

この時、キッチンのものだからキッチンに関わるもの以外収納してはならぬ!など、固定概念に縛られる必要はなし^^

自分にとって、家族にとって、快適に使える場所であれば何でもありだと思います。

おひとりごと、家族ごとに家の間取りも、生活スタイルも違っています。

この雑誌ではこうしていた、SNSではこれを勧めていた。 だからといって自分たちに当てはまるとは限らないのです。

大切なのは、自分たちの家族が快適にストレスなく楽しく過ごせること。

私もついついステキな収納アイデアを見ると飛びつきたくなり、この視点が抜けてしまいがちですが、毎日多くの時間を過ごす自分の家を快適に整えていきたいですね^^